「Digimarc®」をご存じでしょうか。サイト上の画像に著作権を埋め込む、いわゆる「電子透かし」の為の技術提供サービスなんですが、画像処理ソフト「Photoshop®」のプラグインとして動作するクリエイター向けのもので、こちらのAdobe Photoshopヘルプのページに解説があります。

DIGIMARC®サイト「Digimarc ID」DIGIMARCサイトイメージ

プロおよびハイアマチュア向けという事でサービスは有料となっていて、「BASIC」と「PROFESSIONAL」があり、それぞれ$49.00と$99.00(年間)の価格になっています。BASICは1,000枚まで、PROFESSIONALは2,000枚まで管理できる様になっていますが、これよりも高いコースも2つあって、そちらは管理枚数がもっと多い会社組織とかで利用するタイプでしょうか。

今回この「BASIC」を契約しました。利用する事になったのは、先だって制作・公開したサイト「712.jpn.com」の中にプロカメラマンが撮影した画像が含まれる事と、このサイトがポータルなサイトとして発展していく事を視野に入れている事から、今の内からこうした著作権関係をシッカリ設定しておいた方が良いと判断した訳です。
サイトからコピーした画像が勝手に他のサイトやブログで使われてしまうというのは、プロカメラマンの「作品」が著作者の権利を無視した形で流通してしまうという事になります。(>> Wikipedia「著作権」

著作者(カメラマン)の権利を保護する目的でこの電子透かしを埋め込む訳ですが、実際に勝手にコピーして使用(盗用)された場合、特に画像上には表示はされないものの、著作権の情報はそのまま含まれていて著作の権利を主張できる状態である…という事になります。PROFESSIONALではコピーされた画像の追跡やデータの改ざんの発見、さらにその改ざん箇所を特定できる様になっています。
今回はBASICなのであくまで「権利の主張」のみの機能なんですが、埋め込む際に「制作年」「限定使用」「コピー禁止」の属性を持たせる事ができ、コピーされて画像加工をしようとソフトで開いた時、その警告が表示される…という訳です。
画像を撮って加工しWeb上に載せる場合は、こうした権利関係も明確にしておかなければならないという「Webリテラシー(Webを利用するスキルや知識)」を持っておく事が必要なんですね。