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登山:白馬大池-白馬岳 1999年8月

 

大学生を20名ほど連れて、白馬・栂池高原から白馬大池小屋、小蓮華岳を経て白馬岳・白馬山荘、そして白馬大雪渓を下るという2泊3日の山行でした。 この上ない好天に恵まれ、白馬岳までの稜線散歩では佐渡ヶ島・能登半島から富士山まで展望でき、本州の一番幅広いところを見渡すことになって大感激。

 

行程図
栂池高原から栂池自然園まではゴンドラとロープウエイで、楽なアプローチ。 天上の庭園の様な天狗原を経由して、白馬乗鞍岳までは地味な登り。 白馬大池山荘で満天の星を眺めて、翌日は大展望の稜線歩きです。 白馬岳山頂につく頃にはガスも出始めましたが、日没頃にはまた快晴の空になり、富山湾の漁り火まで見えました。
白馬大雪渓を下って白馬尻小屋で一服、猿倉荘までの下りはだらだらで、ヒザが笑う頃には最終地点でした。

 

※サムネイル画像をクリックすると、拡大して見られます。
天狗原 白馬大池 お花畑

 

種池 朝焼け 杓子岳 大雪渓

 

この時の山行で、こんな場面がありました。 
小蓮華岳近くを白馬岳に向かって登山中、対向して下ってきたツアー登山の4~50人ほどの団体とすれ違い。 丁度ハイマツ帯で登山道も狭く、こちらはその時は10人ほどの学生を引率した小グループ状態でしたが、すれ違いは困難でした。 私が「こちらは10人ですが....」と止まって貰いたい意味で言うと、先頭のツアー引率者は『こちらは40人ですからッ!どこか広いところですれ違いましょう』と言ってどんどん進み、引率されているツアー客もそのままドカドカと追随する始末です。(-_-;)
こちらは仕方なく立ち止まり、その団体の10人ほどが通過した時点で後方に続く人に声を掛け「登山道は登り優先です。道をあけて下さい!」そう言うと、立ち止まってようやく道を譲ってくれました。

この事をどう考えるか…いわゆる“山の常識”を振りかざしてどうこう言う積もりはありませんが、そういったツアー登山のあり方、山での行動で何を優先すべきか、という事を考えたとき「何だかなぁ…」という気になってしまいます。


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