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登山：爺ヶ岳-鹿島槍　2004年7月

 

友人Mと爺ヶ岳-鹿島槍のルートで登りました。　1日目の始めは快晴だったものの、冷池山荘へ着きビールを楽しんでいる内にガスに包まれてしまい、天気予報でも台風接近ということで、翌日は荒れ模様になるという予報。

案の定2日目は朝から濃いガスの中。　鹿島槍山頂は諦めて扇沢へ引き返し、大町温泉郷で露天風呂に浸かって帰宅しました。

というわけで、1日目の写真のみとなりました。

 

扇沢下部の駐車スペースへ車を駐め、柏原新道を登る。　しばらくは樹林帯の中を進み、2000ｍを越える辺りから視界が開けて来てアルペンムード最高潮。
登り始めから約4時間で稜線の種池小屋へ到着、そこで昼食を摂ったあと、稜線の向こうに見える冷池山荘へ向けて出発。　まずは爺ヶ岳へ向かってゆったりした稜線を登りながらときおり振り返ると、黒部谷の向こうに剣岳・立山が見えています。　しかし爺ヶ岳中峰で一服している内にガスが出始めてしまい、冷池山荘につく頃にはすっかりガスの中。　談話室でご褒美のビールを飲んでいる間は時々陽も射したりしましたが、翌朝はすっかりガス。　風も強い中で無理して鹿島槍の頂上を踏む事はない…と相談の結果、諦める事にしました。
帰路、種池までの途中で黒部側のハイマツの中から「グエーグエー」というライチョウの声。　なるほど、お天気が悪い時だけ行動する習性も納得なほど荒れた天候です。　雨にこそ降られなかったけれど、車へ戻り、そのまま汗を流すべく温泉郷の公共浴場「薬師の湯」へ。　一泊二日の短い夏休みは終了となりました。

 

柏原新道から針ノ木岳（中央の白い筋が針ノ木雪渓/下方は扇沢ターミナル）

 

種池山荘脇の種池と立山＋夏雲

 

種池山荘越しの剣岳（山荘の右側に二重山稜）

 

爺ヶ岳中腹から種池方面を振り返る（ガスが出始めていました）

 

爺ヶ岳中峰にて

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