極私的愛車遍歴-07

BMW 318i 1990〜2002年

BMW 318i-01

自宅の近所にて

FR/AT/1800cc/4ドア/ネイビー
仕事上バブルの影響もほんの少しあって、清水の舞台から飛び降りる(旧い表現!(^^;))感覚で購入。詳しい内容は「12年16万キロすとーりー」で読んでいただくとして、ここでは様々なサイドストーリーを書いていきます。

なんと言ってもそれまで乗ってきたクルマとは車両価格が大きく違っていて、当時お世話になっていた会計事務所さんからも「こうした車を購入されるとなると、税務署から目を付けられますよ」というアドバイスを戴いたんですが、幸いにも税務署からの特別なお咎めはありませんでした。(^^;)
それでもそれなりの“車格”なので、整備費用も“それなり”に掛かった事は「すとーりー」の方にも書いたとおりです。この時代はいわゆる「バブル経済」の終わりの頃でしたが、その頃も都会には相当数のこのBMW E30が走っていて「六本木のカローラ」などと揶揄されてもいました。(苦笑)

でも乗っていてつくづく感じたのは、所謂ドイツ車の堅牢性といったところ。重厚感とでも言うか「コーナーをイメージしたラインどおりに走る」事の楽しさを味あわせてくれました。

クルマの維持管理のための整備…というのも色々あって、簡単な事ならセルフでできる範囲もあるんですが、このメーカーの場合は自分の知識や友人などのコネクションに自信が無いこともあって、小さな修理もまずディーラーへ持ち込んで相談>修理依頼という流れになっていました。もっとも、ディーラーのフロント担当氏が人当たりよく、気軽に相談できる感じだったことは大きかったと思います。ただ今にして思い返してみれば、ラジエターに穴が空いて水漏れするとか、エアコンの冷媒経路に細かなゴミが詰まって効かなくなるとか、詰まらないトラブルがあった事もありました。(苦笑)
いっぽう、いちどボディの左後ろドアからフェンダーにかけて擦ってしまった時に自宅近所の板金塗装屋さんに頼んだことがありましたが、料金的にも仕上り的にも満足だった記憶があります。

BMW 318i-02

夕景とダッシュボード

このクルマのダッシュボードですが、メーターの夜間照明はオレンジ色でした。人によっては「キツすぎる」と感じられるかも知れませんが、このカラーチョイスはBMW流というか、視認性を優先した結果かのかな…と思っています。その辺は「良いな」と思ったのも事実です。

BMW 318i-03

※ネット画像です

何だかんだ言って、それなりの値段でそれなりの車格の車でしたから、乗っていて得られたフィールや満足感は、好い経験のひとつだったかなと。
ただ現在のBMW車のデザインには肯定しがたいものがあるのも事実です。私が乗ったE-30の次のモデルE-36やその次のE-48までが精々で、それ以降のデザインには魅力は全く感じません。(もっとも価格的にも手が出る訳もありませんが…笑)

E-36

3代目 E-36

E-46

4代目 E-46


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