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ちょっと古いカメラ

先日、友人S氏の所へ打合せに行き、その時の与太話から古いカメラの事へ話が飛んで、かつて「ペトリ」というブランドのカメラがあった....という話に発展しました。 ネット上でその「ペトリカメラ」の画像を発見したのでここに掲載します。

これがそのペトリカメラです。
(画像はこちらから拝借しました。 このサイト管理者様へは特にお断りしておりません)

petri_01.jpg
若干の画像補正をしてありますが、黒く潰れてしまっているところが目立つ画像。 特にトリミングなどはしてません。

「栗林写真機工業」というメーカーで造っていました。 少なくとも、私が高校を卒業してしばらく(1970年代)は存続していたメーカーだと思います。 実際に、高校の写真部時代に先輩が所有していましたし、当時の写真雑誌にも広告があったのを覚えています。
レンズも自社生産だったと思いますが、レンズマウントは独自なものか、当時主流だったペンタックスマウントだったのかは定かでありません。(“その道”の通な人はご存じかも知れません) 当時、価格的に手頃だったせいか、「学生カメラ」とかいうニックネームも付いていたような気がします。

このカメラの特徴は、何と言ってもそのシャッター構造です。
写真でも判るとおり、カメラの軍艦部(上部金属部分)にシャッターボタンはなく、ボディ部分のレンズ左側(撮影者から見ると右側)に、斜めに設計されていました。

petri_02.jpg
この赤丸のところがレリーズボタンです。

上の全体画像とは違うモデルだと思いますが、その特徴的なレリーズボタンはよく判ると思います。
どうしてこんな構造にしたのか.... 当時の広告を思い返してみると、「斜めにすることで、上部にあるレリーズよりも手ぶれが起こりにくく、失敗が少ない」という事だったと記憶しています。
実際、当時はまだフィルムの感度も今ほどではなく、手ぶれがかなりな問題だった(今だってそうですけど(^_^;))んじゃないかな、と思います。

レリーズボタンの頭を見ると、レリーズケーブルを取り付けるねじ穴がありません。 シャッター機構から言っても、他の所にそのねじ穴があるとは考えにくいので、レリーズケーブルは使えないカタチだったんでしょう。
しかし、この画期的(?)な構造が生き残れなかったということは、それなりの理由があったということでしょう。

コメント

ペトリだぁ
( ̄ω ̄)
なんだか見た事あるな。
(・ω・)
なに?
会社の奴が「自宅にある」って言ってる。
ほんとか?

見たことあるっしょ?(^_^)
その「会社の奴」って、事務所にいらっしゃるどなたかデスか?(^。^)
その後の結果はいかに?
(しかし、にわかに“チョット古いカメラブーム”ですなぁ。 汗)

ちょっと古いカメラの投稿者へ
その古いカメラを持っていますので
良かったら差し上げますので
使ってください
PETRI・FT です
詳しくはメ-ルをください

私もペトリカメラを4世代持っています。
V3、V6、FT、FTEEです。
写真は、Yahooブログ、
古いカメラを見て下さい。

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