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剣岳

点の記を観てきました。何とまぁ… よく撮影した(できた)って感じですか。(^_^;)

 
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画像元:剣岳 点の記公式サイト
 
いやぁ、映画だけでなく周辺資料を見たり読んだりすると、タダゴトではない撮影だったということがよく判ります。足かけ2年、役者も役者なら、撮影スタッフもスタッフで、只者ではなくなっていった訳ですね。(^_^;)
映画そのものには、派手なクライマックスシーンや超弩級の必見映像などは無いのですが、淡々と原作の行程をたどる撮影と、成し遂げられた業績を静かに讃える気持ちがこもっている作品だと思います。立山・剣方面には登山靴を踏み入れたことはありませんが、針ノ木岳から白馬までの後立山連峰の遠景なども堪能できました。
あの時代の足ごしらえは、地下足袋にワラジだったようですが、ヨーロッパ式最新装備の小島烏水一行の足元は何だったんでしょう。(映画ではアップにならなかったので詳細不明)

そういえば、槍ヶ岳までの道を作った小林喜作の話(「喜作新道」という小説だったかな?)もありましたっけ。そこにも小島烏水は登場するし、あの時代、近代登山の黎明期には、あちこちで色々な物語が生まれたんでしょうね。
昔、マンガでその小林喜作の物語があったっけ… 久々に読んでみたくなりました。(って、復刻しているかは不明ですが 笑)
 
追記:
やっぱしこのマンガはアマゾンにも無くって、発行されていませんでした。ビッグコミックか何かの掲載作だったかな?

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