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茶臼山

8月に白馬乗鞍岳へ行ってから「もう一度どこかへ…」と思っていたので、よく晴れたシルバーウイークの21日、松本-長和町境にある茶臼山へ行ってきました。

自宅から約一時間、オートキャンプ場などがある三城を抜けて、アザレアライン(旧よもぎこば林道)を上り詰め、ビーナスラインに行き当たった所に駐車スペースがあるのでそこへ駐めて、ガイド本に依ればそこから約2時間の行程です。
登り始めはつづら折りのやや急登ですが、稜線出会まで出れば草地のゆったりした道になっています。途中の樹林帯手前では松本側に崩落箇所があり、木杭とトラロープで注意喚起されていました。

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登り始めから周囲をガスに阻まれて、遠望は望めないまま…山頂手前でようやくガスもとれて、山頂到着時には快晴の空になりました。

秋になってそろそろ熊と出くわす心配もあり、前日には乗鞍岳の畳平で、迷ってきた熊に観光客が襲われる事故があったばかりなので、内心少しビビっていました。樹林帯にさしかかる手前で、ビーナスライン側の樹木の中から「ガサガサッ!」という音。「もしや…!?」と思ったら、鹿がババッと登山道を横切って、松本側へ走り去っていきました。(^_^;)(距離にして4〜5メートル)

岩を迂回したり小さなピークを何度か上り下りして、最後の草付きを登り樹林帯を抜けるともう頂上。歩き出しから約1時間40分で到着しました。

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茶臼山山頂は標高2006m。遠方には浅間山が、朝靄の向こうに浮かんで見えました。
山頂では西側にカラマツなどの樹林帯があって、主に東側の展望が開けていました。そこには先客が居て、ポータブルのアマ無線機でハム交信を楽しんでいらっしゃいました。

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カラマツ林の間から槍の穂先が見え…

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登ってきた登山道を見下ろす。(こんなに長かったっけ?…という感じ)

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八ヶ岳の隣にはうっすらと富士山が。朝早かったので光線の具合がイマイチでしたが、それなりに面白い絵にはなったと思ってます。

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この日は紅葉には早すぎて、夏盛りの花には遅すぎて、ちょっと物足りなさも。
辛うじて紅葉の始まりが…

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ガスが晴れた西方には槍-穂高。

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下山途中で振り返ると秋の空。

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