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12年16万キロすとーりー(4)

 

 

2000/05

いいかげん長く履き続けた夏タイヤの減り・劣化が進み、少しの雨でも滑るようになってきたのでタイヤ交換をしました。 色々検討したのですが、経済状況もあって出光のオリジナルブランドにしました。 静粛性は充分で、長距離の高速移動も安心して走っていました。
車の購入以来、エンジンオイルに関しては定期的に交換をするようにしていました。 距離計で4,500kmを過ぎた頃に交換し、オイルフィルターはオイル交換の2回に1回ごとに併せてする様にしていました。 交換時期前にオイル残量を見ても毎回基準値に収まっているので、エンジンそのものもまだまだ健康と言えたでしょう。 オイルはディーラーの「オイルチケット」を利用して、純正品ですが格安にして貰っていました。

 

2000/07

7月のある日、クルマを停めて降りた後にエンジンルームから「シュー…」という音が聞こえるようになっていました。 どうも気になるのでボンネットを開けてみると、ラジエターから湯気が立ちのぼっています。 どう見ても異常なので、さっそくディーラーへ持ち込み、点検して貰いました。 が、原因は特定できず、応急措置としてラジエターエア抜きボルトの交換とクーラントを補充、もうしばらく様子を見る事になりました。 思えばかなりクーラントが減っている状態になっていたのですが、計器板の警告灯は点かないまま。 センサーもおかしくなっていたのかも知れません。

 

 

高ボッチにて2000/08
この年の1月の終わりに〈つづく〉と書きましたが、この8月、左後ろの板金した同じ場所を、あろうことかまたガードレールにこすってしまいました。 もう一度家の近所の板金屋さんへ頼むのはさすがに恥ずかしいので、ディーラーへ依頼…。(苦笑) 仕上がりは満足行くものでしたが、費用はやはり1.5倍ほどになってしまいました。
ラジエターは秋になってから問題なく、そのまま暮れの定期点検まで保つ様で、安心していました。

 

2000/12
そしていよいよ10年目に突入。 夏に発生したラジエターの異常が、定期点検で詳しく調べたところ、ラジエターの下部に亀裂穴があることが判り、本体そのものを交換しました。 またベルト系から滑っているような音が出ていたので、全てのベルト類を交換。 その他にもスパークプラグやロービームライトの球、ホーンユニットの交換などがあり、総額は¥104,000ほどになりました。
この一年間の走行距離は10,922kmで、平均燃費はやや落ちて7.63km/l、距離計は149,813kmを刻んでいました。

 

 

2001/01〜12
オドメーターめでたく21世紀の幕開け+10年目のアニバーサリー。 タイミング良く1月14日に15万キロを超えて、その後も順調に距離を伸ばし続けていました。 今思えば、新車時にある程度の慣らし運転を行い、普段乗っている時にも“急”の付く操作をなるべくしないで(しなくても良い運転で)来た事も、コンディションの良さに繋がっていたと言えるでしょう。 もちろん、「アタリ」の個体にうまく巡り会っていた…とも言えるでしょう。 この一年間では、オートアンテナ交換、ブレーキパッド交換などの整備をしました。

11月中旬には160,000km達成。 いっときは代替えも検討したのですが、結局車検を取り、乗り続ける事にしていました。

 

12月上旬に車検を受け、タイミングベルトほかの交換、フロントブレーキホース交換、ショックアブソーバ全輪交換など、もろもろで費用は28.6万円。 この金額を高いと思うか安かったと考えるか、それは今後の乗り方(使い方)次第でしょう。(^_^)
年間の走行距離は12,464km、平均燃費は8.04km/lでした。

 

2002/01〜09
世の中には色々なクルマがあり、国産・輸入車とも毎月新しいモデルが発売になって、巷にあふれています。 しかしワタシ的には、この時は「ゼヒ乗ってみたい!」と思えるクルマが他に無い…という状態でした。 もちろん経済的理由というのもありますが、可能な限り乗り続けて行きたい、と心から思える車を持てたというのは、はじめこそ高めのコストが掛かりましたが、同じ費用で国産の中型クラスを2台乗り継いだとしても、とうてい得られない事だとも思いました。

 

2002年から、車齢13年を越える車に関して自動車税が増税となりました。 整備さえキチンとしてあれば、新しい車を4年ごとに買い換える様な使い方よりも、遙かに省資源に結びつく筈なんですが、一旦法律で決まったものはなかなか元へは戻らないでしょう。 そんな時代ですが、ナンバーどおりの2005年を目指してまだまだ距離を延ばして…

 

 

…という事を考えていたのですが、寄る年波にはとうとう克てず、2002年9月、我が家のアシを新車のGolf Wagonに譲り、引退しました。
積算計は168000km+をさしていました。 平均燃費は7~8km/lで、そういう面でも平均的なクルマだったと言えるでしょう。 エンジンも足廻りも何ら問題はなかったのですが、シフトレバーのセンサーが誤作動を起こす様になり、その修理費と翌年からの増税とも考え合わせて、買い換えを決断しました。

このBMWというクルマ、2008年現在はすでに、このE-30から4回ものモデルチェンジを経て、サイズやデザインも大きく変わってしまい、残念ながら今のデザインは、ワタシ的には受け入れられない様な感じになってしまいました。 そうやって考えると、この時代のものは良かったなぁ…とも思います。
街なかですれ違うこのモデルを見るにつけ、いい時代を17万キロ近く、ともに走れて幸せだったと思います。

 

BMW forever

※この車の行く末ですが、知人に引き取ってもらい(もとよりディーラーでは下取り対象にはなりません)、後に関西方面へ転売されたと聞きました。



 

 

 

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