視点を変えて
日本でのiPhoneのサービス開始には、まだまだ障害があるようで…
通信方式の違いとかいった技術的な問題よりも、日本での特殊なケータイ事情によって、実際に販売されるのには大きな壁があるようです。
こちらのCNET Japanの記事「iPhoneの日本展開が難しい本当の理由」にあるように、「PHSを含むすべての携帯電話端末は通信会社に買い取られ、多くはそれら通信会社のブランドで販売されるという商習慣が確立されているから…」というのが大きいと思います。
文中にある「日本の携帯電話端末とは異なる発想でデザインされたガジェット」というのが、非常に大きなポイントという感じですね。(^_^)
先週末からあちこちで言われている「日本ではどこのキャリアがiPhoneを発売するのか?」といった視点での話ですが、自分的に言えば、iPhone販売権を獲得したのが仮にDocomoだったとしてもSoftbankだったとしても、どちらへも乗り換えるのには躊躇してしまいます。 ならばauならいいか?というと、それも微妙…(^_^;)
どこになっても、複雑な料金体系からは逃れることができないですからね。
いっそのこと、AppleがiPhone専用(?)のキャリアが立ち上げて、それが既存のどのキャリアとも互換性を持つ、というのが理想的な展開ですね。(その新キャリア立ち上げ絡みが、来年にならないと販売できない理由?)
何よりも、このiPhoneは単なる「携帯電話=通話通信装置」ではなく、ネット端末やミュージックプレイヤー&画像アルバムという側面も、高いレベルで実現している訳ですから。