Intel Macでのもう一つの選択
Apple製のBootCamp以外に、もう一つの選択肢が現れました。
こちらの記事「Macのシェア拡大の起爆剤となるか--正式版の登場が迫るParallels」によると、Intel Mac上でWindowsを使う手段として、Parallels社というベンチャー企業が「Parallels Desktop for Mac」という新製品を発表したようです。
MacでWinを走らせる方法としては、従来からエミュレーター(Virchal PC)がありましたが、多くの人々は速度的に満足できず、そこへこの春出てきたBootCampがあった訳です。 このParallelsは、OSレベルのエミュレーションではなく、Mac OSの上で仮想化技術によってWinアプリケーションを動かすのだそう。(この非エミュレーションと仮想化と、どう違うのかはよく判りませんが)
要は、Intel製のチップが搭載されているMacだからできるということ....らしい。(^_^;)
BootCampにしろこのParallelsにしろ、ハードウエアとしての魅力タップリのMacで、お気に入りの(あるいは必要に駆られて)Winアプリを動かしたい、という人々にアピールするモノだと思います。 確かに、MacBookに13万ナニガシか+Winノートに10万そこそこ....というコストと、Mac本体+WinXP OS+Parallels(79.99ドル)のコストを比べれば、後者のほうがかなり安い事になるし、2台ものノートPCを置くスペースを考えれば、答えは明白でしょう。
だがしかし....諸手を挙げて歓迎できないと思う私はへそ曲がり?(^_^;)
忘れてはいけないと思うのは、画面上で確かにWinアプリが動いてくれても、ユーザーインターフェースはMacのそれのまま、ということ。 2ボタンマウスを使っていれば、ある程度はWin的な使い方も出来ますが、そうでなければ(MacBookにはクリックボタンは一つ)色々と困る場面が出てくるのではないか、と愚考します。
特に私のようなウエブ関係の仕事では、Mac上で作ったHTMLやスクリプトが、Win上でどの様に表示されるのか?といった部分がいちばん気になる訳です。 WinXPになってかなり滑らかな表示になっていると言われますが、まだまだその画面表示は画面解像度も含めて、Macとの隔たりが大きいわけです。 さらにそれをMac上(正確にはMacのWin画面)で確認しても、全く同一ではないと思っていなければなりません。
「それなら、そういう仕事では使わなければ良いジャン」と言われてしまえばそれまでなんですが....。(^_^;)
仕事でWordとかExcel、PowerPointを使わなくちゃいけない立場の人には受け入れられると思いますが、爆発的な「Macハードウエアの普及」までは至らないんではないかと。
コメント
( -ω-)
2年間使っているPowerBookG4と中古のLet'sNOTEと古いThinkpad130があれば、OSXとXPとLinux三昧出来るという事が分かりました。
ヾ( ̄ー ̄)
一番の問題はコンセントが足りなくなることでございます。
投稿者: とめ | 2006年06月16日 11:41
そーゆう時の「たこ足配線」 バキッ!!☆/(x_x)
投稿者: dics | 2006年06月16日 13:02