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夢は夢として

大敗を喫したW杯の対ブラジル戦。 最初からある程度は判っていたものの、こうまでコテンパンにやられると、ある意味小気味いい感じです。

 
要するに、日本の実力はまだこんな程度だった、ってことでしょう。
トーゴとかアンゴラとかのアフリカ勢と相対すれば決勝トーナメントも夢ではなかったと思うけど、組合せだとかその辺に助けられて決勝Tへ進んだとしても、一回戦ボツというのは火を見るよりも明らか。

マンガ家のいしかわじゅん氏も、自らのサイトでこう書いています。
【結局はまだ日本は力不足だったんだな。
それは受け容れるしか仕方ない。
トルシエでリーダーのいうなりになってある程度の結果を出すことを知り、
ジーコになっていきなり任されたけど、たぶんそれはまだ日本には早かったんだ。
トルシエとジーコの中間くらいの監督がほしかった。
ジーコは監督経験がなく、そこの隙間を埋めることができなかった。】

仰るとおりだと思いますね。 
日本サッカー協会は次期の監督探しを始めているようですが、このまま外国人監督が続いて良いんだろうか、言葉の壁は今まで問題にならなかったんだろうか....という思いもふとよぎります。

いしかわ氏はこうも書いています。
【選手は最後までブラジル相手に闘った。
中田は凄かった。
3戦とも献身的に走り続けたのは中田だけだった。
世界標準に達しているのは、今の時点では中田だけだ。
4年後か8年後か、中田がもっと増えていることを期待して、
今回の日本にとってのW杯を終えよう。
さあ、明日からは、日本以外のW杯だ。】

そう、マスコミも「あそこで誰々がどうだったこうだった」とか、いじいじ戦犯捜しみたいな報道は止めて、世界レベルのファンタジスタ達の技を、タップリ報道して貰いたいものです。

それにしても、今回の予選リーグを見ていて思ったこと。
決勝Tへ進んだ国も進めなかった国もひっくるめて、経済的にはあまり表舞台に出ていない国が頑張って予選を突破し、ドイツへ集まってきていました。 あえて言えば「経済後進国」と呼ばれる地域の人々が、サッカーという運動能力を発揮して頂点へ上り詰める....これはこれで素晴らしい事だと思います。
中南米やアフリカの街角で、裸足で手作りのボールを蹴っている子供たちの中から、這い上がって世界の表舞台に立つ人たち。
そういうハングリーさが、今の日本チームには足りなかったということでしょうか。
決勝T進出は夢、さらにその先へ勝ち進むのは夢のまた夢....

いつか、夢のままで終わらない日も来るのかなぁ?(^_^;)

コメント

ごぶさたでした。

ワタクシ今回のW杯観て
おりません(・ω・)ノ
昨夜VSブラジルの
ダイジェストを少しだけ
観ましたけど。

こんなに力の差があるんだぁ
って感じでしたね( ̄ω ̄)
W杯で、あんなに中央から
攻め崩されるのって
滅多に観れませんね・・・

意識改革
みなが中田には
なれないでしょうが
何故に中田の意識が
みなに伝わりきって
ないのかも、ちと疑問に
感じたり・・・σ(-ε- )

ではまたです。
(。・_・。)ノ

社員の中には午前中死んでる奴もおりましたな。
そぉいえば川上君は出社もしてなかったな。
(-公-;)

Joeさん
お久しぶりです。m(__)m
中田(英)の意思は、そうとう高いところにあるんだろうと思います。 それが仲間に伝わる・伝わらない....というのは、他のメンバーの意識に関わる事なので、ある意味仕方がないんでしょう。
かと思えば「彼は後々の自分を高く売ろうとしている」という意見もあったりして、20数人のチームの中でも、意思の共有はなかなか難しいみたいですね。 画面に時折映るベンチの控え選手の様子でも「オレが出ればあんなことにはさせないのに....」みたいな顔も見受けられて。
しかし、もしそうだったとしても、力の差は当然のようにあったとは思います。(^_^;)

とめさんの所の社員さんみたいに、仕事にまで引きずっているのも、それこそ本末転倒でおかしな話です。

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