白馬乗鞍岳
8月アタマの涸沢山行は悪天候のため断念。代わりに昨日23日、家内と二人でワンデー登山を楽しんできました。
行き先は北アルプス北端の白馬乗鞍岳。
前々日の金曜に前線が通過して天気が心配でしたが、行ってみればほぼ快晴。晩夏の北アルプスを満喫することができました。(^_^)v
アプローチは栂池高原から、ゴンドラ・ロープウエイを乗り継いで約30分、標高1850mの栂池自然園まで楽に行け、ビジターセンター横の登山口から本格的な山歩きの開始です。
[国土地理院地図閲覧サービス]
天狗原までは樹林帯の登り、約1時間20分ほどで高層湿原の天狗原に到着。時期が遅かったのか、今年の天候不順のせいか、湿原の植物は今ひとつの景色。天狗原から小雪渓まではそれなりのアルバイトで、その頃には徐々に雲が取れ、小雪渓からひと登りでハイマツの稜線に。
白馬乗鞍岳山頂(2436.7m)手前。左遠方に白馬岳が見えます。
山頂からはこんな景色。正面のピークは小蓮華山(2769m)。(^_^)
眼下には蒼穹の水を湛える白馬大池、そして大池山荘。山荘の向こうは朝日岳(2418m)。
ツリガネニンジンの花。今年は天候不順だったせいか、それとも登った時期が遅かったのか、咲いている花の種類は少なめでした。
今回の山行はほぼコースタイムで歩く事ができました。かつて30代の頃は、この標準タイムよりも1〜2割早く着いていたりしたものですが、寄る年波には勝てず、休憩時間を除いたタイムどおりの結果に。(^。^;)
身体的にもやはり落ちてきていて、翌日は足腰の筋肉痛がハンパない状態。アミノサプリを摂りながら歩きましたが、飲んでいなかった状態とを単純に比較できないので何とも言えないものの、当日の行動中に筋肉痛にはならなかったので、それなりの効果はあったかな…という気がしています。
下山途中で、中高年30人くらいの団体に遭遇しました。話をチラ聞きしたら、これから大池山荘まで行く様子。コースの前半1/4くらいのところで時刻はPM1:30。やれやれ、また“山の常識”を無視した中高年登山者に遭遇してしまいました。(^_^;)